看護師として働いていると、 「もう辞めたい…」と思うことって、 一度や二度じゃないですよね。
私も、何度もそう思いました。
夜勤明けの帰り道、 クタクタになりながら、 「このままでいいのかな…?」「いつまで続くんだろう…」と考えたり。
患者さんに冷たく当たられた日や、 理不尽なことで怒られた日には、 「もう限界!!」と感じたり。
でも、そのたびに踏みとどまったり、 (20代の時は転職したり)しながら、 自分なりの答えを探してきました。
今回は、 「看護師を辞めたい」と思った時に 私が実際に試したことをお話しします。
もしかしたら、 今悩んでいるあなたのヒントになるかもしれません。
話を聞いてもらう
看護師の仕事は、体力的にも精神的にもハード。
「辞めたい」と思うのは、決して珍しいことじゃありません。
だからこそ、まずは信頼できる人に話してみることが大切。
同期や先輩、看護師以外の友人でもいい。
自分の気持ちを言葉にするだけで、意外とスッキリすることもあります。
私は、同僚もでしたが、違う科や病棟、ほかの病院で働く友人にも話を聞いてもらうことで、
「他の職場も大変だけど、自分の職場にもまだいいところがあるのかもしれない」と納得しながら頑張ることができました。
ご褒美
「仕事がしんどい…」 「明日も行きたくない…」
そんな時こそ、 自分を甘やかす時間が必要。
私は、お気に入りのカフェに行く、 仕事終わりにご褒美スイーツを買う、 連休にはプチ旅行をする…
そんな小さな楽しみを作ることで、 なんとかモチベーションを維持していました。
「辞めるか続けるか」は置いておいて、 まずは「今日を乗り切る工夫」をしてみるのもアリ。
ひたすら寝る、とことんダラダラするのも大事。
無理せず、ゆるく、ね。 😊
転職サイト
「辞めたい…」と思った時、 とりあえず転職サイトに登録してみたこともあります。
実際にすぐ転職しなくても、 「他にどんな職場があるのか?」を知るだけで、 気持ちが少し楽になるんですよね。
「今の職場が全てじゃない」
そう思えるだけで、 少し気持ちに余裕が生まれました。
私は転職サイトを眺めながら、 「いつでも辞められる」 という安心感を持つことで、 もう少し頑張ろうと思えたことも。
転職
「やっぱりもう無理!」と思った時、私は何度か転職をしました。
20代のころ、大学病院を辞めて個人病院へ転職。しかし、そこでも合わず、再び大学病院へ戻りました。
ただ、転職を繰り返す中で気づいたのは、「職場を変えるだけが答えではない」ということ。
大学病院に戻った後は、院内での部署異動を経験し、働き方を調整することで、自分に合ったスタイルを見つけていきました。
例えば、
✔ 夜勤なしの職場
✔ 外来のみの仕事
働く時間や環境を調整するなどの選択肢を知ることで、「続けるか辞めるか」だけではなく、自分にとって無理のない働き方を模索する視点を持つことができました。
看護師以外の道
最終的に私は、 看護師を辞めてフリーランスという道を選びました。
でも、 その決断をする前に、 「他にどんな仕事があるのか?」 を調べまくりました。
ハローワークで職業訓練を受けたり、 派遣で別の仕事を経験してみたり。
そうすることで、 実際に継続はできなかったけど、「看護師じゃなくても生きていけるかも」 という感覚をもつことができました。
実際に辞めるかどうかは別として、 「他の道を知ること」って大事だなと思います。
さいごに…
「看護師を辞めたい」と思ったら…
✔ 誰かに話を聞いてもらう
✔ 小さなご褒美を作る
✔ 転職サイトに登録してみる
✔ 実際に転職してみる
✔ 看護師以外の道を考えてみる
このどれか一つでも、 試してみると気持ちが少し変わるかもしれません。
看護師の仕事は大変。
でも、 「辞める」か「続ける」かだけが選択肢じゃない。
あなたの気持ちが少しでも軽くなるように、 何かできることから試してみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
では、今日はこの辺で!(^^)